【レビュー】VAXEE ZYGEN NP-01G ゲーミングマウス

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Zowie創設メンバーが立ち上げたというVAXEEブランドから発売された第一弾「ZYGEN NP-01G」ゲーミングマウスを購入したのでレビュー。「ZYGEN NP-01をベースに、ボディシェルなど若干の違いがあるモデルです。

ブランド初のリリース製品でありながら品質の高いマウスで、価格も税込6,990円と魅力的。気になる点もいくつかあるので、確認していきます。

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VAXEE ZYGEN NP-01G レビュー

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VaxeeはZowie創設メンバーが立ち上げたゲーミングブランドで、今回レビューするのは第一弾のNP-01シリーズである「ZYGEN NP-01G」ゲーミングマウス。

ZYGENは日本のカウンターストライクのレジェンドであるJunya “noppo” Taniguchi氏とのコラボレーションで開発されたことも明記されています。

Zowie創設メンバーが立ち上げたブランドということで、Zowieブランドのマウスと少し似ているところがありつつも、独自の形状を採用しているのが特徴です。

ZYGEN NP-01はエルゴシェイプ、所謂左右非対称の人間工学に基づいた形を採用。

VS Zowie EC2

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(NP-01 vs EC2)

Vaxeeは公式サイトではいくつかのマウスとのシェイプ比較画像が掲載されていますが、ZYGEN NP-01の形状自体はZowie EC2に似ています。

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Zowie EC2 EC2やRazer DeathAdderに代表されるようなエルゴマウスは高さも左右非対称なことが多いですが、NP-01の左右の高さはフラットに。

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またマウス後方(テールエンド)は若干短くすることで、上下動作をを改善。確かに後方に「引く」ようなマイクロコントールは、EC2より快適に行えました。

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エルゴ系マウス全般に言えるのですが、形状からかぶせ持ちになり手首でのフリックはし辛い印象がいつもありました。

しかしながら、NP-01ではエルゴシェイプでありながらリストエイムで結構なところまで曲げても、手のひら後方の引っ掛かりがほとんど気になりません。

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サイドボタン位置もEC2と比較すると角度が異なり、また少し小さな設計です。

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小さな設計とは言いつつ、G Pro WirelessシリーズやRazer Viperなどと比較すると大きく押し易いボタンとなっています。

このあたりは今まで利用してきたマウスも含めて好みが分かれるところですが、筆者個人としては比較的大きなサイドボタンを好んでいることもあって、好印象でした。

VS Zowie S2

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NP-01 vs S2

Zowie S2との形状比較では、高さはほぼ同様。サイドボタンの配置も全体的に似ています。

ただしNP-01はエルゴシェイプかつ、S2と比較すると横幅が広く、小指と薬指を置きやすい設計です。

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以上のような設計から、EC2の改良版とも言えそうですし、S2のエルゴマウス版とも言えるかもしれません。

元Zowieブランドのメンバーが立ち上げということもあり、人気マウス形状をさらに改良して登場したのがNP-01といったところでしょうか。

センサー、DPI、ポーリングレート、クリック速度、リフトオフディスタンス

  • センサー Pixart PMW3389
  • DPI 400 / 800 / 1600 / 3200
  • ポーリングレート 125 / 500 / 1000 Hz
  • クリック速度 2 / 4 / 8ms
  • リフトオフディスタンス Low/ Mid / High

VAXEE ZYGEN NP-01の設定は、DPI、ポーリングレート、クリック反応速度の3つが用意されています。

搭載されているセンサーはPixart PMW3389なのでハードウェアとしては最大16,000 DPIまで対応可能なはずですが、一般的にゲームで利用される多くがこれらのDPI設定ですし800 DPIユーザーの筆者には特に問題ありません。 

クリック速度調整が可能な点は面白いところで、最短で2msまで調整できます。このあたりは今まで利用していたマウスの速度感覚に合わせて調整したいところですが、筆者は2msで問題ありませんでした。

これらの設定は、すべてマウス底面のボタンから調整ができるようになっており、PCにソフトウェアやドライバーをインストールする必要がない点もグッド。

ゲーミングマウス設定はPCにインストールしたソフトウェア側からしか調整できない製品もあるので、プラグアンドプレイで、ソフトウェアのダウンロードが不要な点には好感が持てます。

センサー位置と動作

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底面にあるセンサーの配置場所は、G Pro Wireless/superlightとほぼ同じような位置に配置されています。

そのため「センサーの位置」におけるフリック感だけでいうとGPWに近いものがあります。リストエイムでもアーム全体でのエイムでも、比較的GPWユーザーは近い感覚で使えるのではないでしょうか。

左右のメインクリックスイッチ(HUANO 60g)

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左右のメインクリックスイッチにはHUANO 60gを採用。セパレート型のボディで、指でぐりぐりと動かしてもほとんど遊びがありません。

クリック感も一定で、ユニボディ構造のマウスと比較すると、どの位置を押しても安定している気がします。

クリックは軽く浅めで、シングルファイアの銃を連射するのも非常に心地良い感触があります。それでいながら、タップ撃ちがし易いことには驚きました。

筆者はタップ打ちの感触をValorantの射撃場でヴァンダルを使って試すのですが、一部マウスではタップをしたつもりが、クリック離れが悪く(もしくは誤クリックのような状態)でバーストのような状態になってしまうことがあります。

こういった現象はLogitech G Pro Wirelessではよくあったので必ず試すのですが、NP-01では意識してタップ撃ちをすれば、きっちり1発発射できる安定した感覚があります。

Apex Legendsでフラットラインを使っても意図したタップ撃ちが毎回正確にできたので、このあたりは入念に設計されているのだと思います。

左サイドボタン

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高すぎず、低すぎず、小さすぎず、大きすぎずのバランスの良いサイドボタンです。

筆者個人としては大きめのサイドボタンが好みで、GPWではボタンが小さすぎ、Viperでは出っ張りすぎなど問題がありました。

NP-01ではS2のような位置・サイズ感で、ゲーミングマウスとしてては中サイズのアグレッシブ過ぎず、高すぎない場所に配置されています。サイドボタン自体も非常に押しやすいです。

スクロールホイール

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光学式24のノッチホイールを採用。ワンスクロールごとにしっかりフィードバックのあるタイプで、誤スクロールの心配は少ないです。

ホイールクリックに関しては重いとは言わないまでも、ピンを刺しやすいとも言えません。

ホイールクリックの軽さに関してはGPWシリーズが個人的にベストと感じているのですが、このあたりはプレイするゲームによって好みが分かれそうです。

例えばApex Legendsのようなピンを頻繁に刺したいゲームでは、GPWのような軽いホイールクリックのほうが、ストレスなく扱い易いです。

一方ValorantのようなゲームではピンシステムはあるもののApex Legendsほど多用しないため、ホイールクリックは別に重くても良いのかなとも感じます。

マウスフィート

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前後に大きめのマウスフィートが搭載されています。

NP-01には0.45㎜のフィートが標準装備されていますが、別売りで0.6㎜のフィートも販売されています。

LODテストなどの結果0.45㎜フィート付属が決定したそうですが、マウスパッドによっては薄すぎるように感じます。

付属のマウスフィートとしては滑りやすく、滑りやすさは最近発売されたゲーミングマウスのマウスフィートと比較しても、特に不都合なことはありません。

元々はそこそこ滑るバランス系のマウスパッドEsports Tiger LongTeng Special Editionを愛用していたのですが、NP-01がすでに程よく滑るので、ストッピング重視でRazer Gigantus V2を利用しています(Gigantus V2は湿気に弱いので、それはそれで難点です)。

パラコードタイプのケーブル

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NP-01は有線マウスですが、2mのパラコードタイプを採用。ケーブルとマウスパッド間の抵抗を軽減するため、ケーブルフロントは高めに設計されています。

気になるのはケーブルの硬さ。数少ないNP-01の不満な点ですが、例えば最近のゲーミングマウスのパラコードタイプのケーブルで言うと、Glorious Model Oのケーブルのほうが柔らかく、動作時により有線であることを忘れさせてくれます。

NP-01のケーブルも悪くはないのですが、おそらくベストではありません。比較対象を挙げるなら、RazerのSpeedflexケーブルと同等程度な感覚です。

重量(ケーブルなし75g)

NP-01の重量は、ケーブルなしで75g。EC2が90g、S2が82gなのでこれらを比較対象とした場合には軽量化とも言えますが、最近の軽量マウスと比較した場合には、重いです。

例えばG Pro Superlightが60g、Viper Ultimateが71g、Glorious Model Oが68gなど、これらと比べると重さを実感できます。

Vaxeeブランドにおいて超軽量化は「コアコンセプトではない」と動画でも公言している点が少し気になります。筆者としては耐久性などの設計に難がないのであればゲーミングマウスはより軽量派なので、次回は軽量版に期待したいところです。

6,990円の低価格も魅力

NP-01G(というよりVAXEEの全マウスは)は購入時点で税込6,990円と、トップクラスのセンサー、細かな設計が施された有線としては十分安い価格に感じます。

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VAXEE ZYGEN NP-01Gは秀逸なゲーミングマウス

マウス形状・メインスイッチ・センサーのどれをとっても素晴らしい設計で、形状さえフィットすればS-Tierなマウスに感じました。筆者個人の手には非常にフィットしているので、メインマウスとして利用しています。

また約7,000円と個人的S-Tierランクのゲーミングマウスとしてはお手頃な価格設定にも好感が持てました。

あえて挙げるとすれば、重量とケーブルは気になりました。シェイプに関しては間違いなくGPW Superlightより良いのですが、Superlightは60gかつワイヤレスということで、どちらを本命のメインマウスに使用か悩んでいるところです。

公式サイト:VAXEE