【レビュー】Logitech G Pro X Wireless Superlight (G-PPD-003WL)

5.0
logitech-g-pro-x-wireless-superlight-review-1ゲーミングPC・周辺機器

今回はLogitech から発売されたゲーミングマウス「Logitech G Pro X Wireless Superlight」の実機をレビューしていきます(発売直後から購入して予備も含めて2台持っているのですが、すっかりレビューするのを忘れておりました)。

この1年間多くのゲーミングを購入・使用してきましたが、いまだにレビューしたものの中では個人的にも一番使用しているデバイスかと思いますので、そのあたり1年間利用して思うことをメモしておきます。

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Logitech G Pro X Wireless Superlight ゲーミングマウス・レビュー

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Logitech/Logicool G Pro X Wireless Superlight(G-PPD-003WL)は、2020年後半にリリースされたワイヤレス対応のゲーミングマウスです。

系譜としては初代G Pro Wireless(G-PPD-002WL)に続く新モデルで、新モデルでは形状を維持しながら、重量が約17gも軽くなり、マウスフィートが変更されていたり、クリックスイッチが変更されていたりと優秀なマウスです。

サイズ・重量

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外観は初代G Pro Wirelessとほぼ同様で、公称のサイズスペックも高さ:125mm、幅:63.5mm、奥行き:40mmと変わらず。

そのためG Pro Wirelessをメインマウスとして利用していたユーザーが乗り換え、というよりアップグレードするにはほとんど障壁がないように思います。

またGロゴのLEDは廃止され、光る部分は充電状態などが確認できる小さなLEDのみに留めてあります。余計なものがついていないシンプルなゲーミングマウスという点では好印象です。

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重量は約80g → 63g以下とかなり軽量化されました。単純計算で17gも軽くなっており、こちらは重要なアップグレードです。

最近の軽量ゲーミングマウスは肉抜きで軽量化を図っているモデルが多い中、肉抜きなし、かつサイズは変えずにここまで軽量化された点は秀逸です。また軽量化に伴って筐体に軋みを感じたりといったことも1年使っていますが皆無です。

軽量化は特にApex Legendsのようなワイヤレスマウスで振り向きぶん回しするようなゲームでメリットを感じるところで、数値通りのメリットを感じました。

マウスフィート・ソール

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ゼロ添加物PTFEフィートに変更されました。若干滑りやすくなったような気がします。かなり軽量化されたためにマウスをぶん回しやすくなったこともあるかもしれません。

滑りやすさだけでいえば、マウスパッドとの相性にもよるとは思いますがRoccat Kone Pro Airの純正ソールなどのほうが滑り易かったりはします。

ちなみにG Pro X Wireless Superlightでマウスソールが滑りやすくなったからといって、G Pro Wirelessと比較してフリックが止めづらくなったという感覚はまったくなく、むしろ軽量化した分使い易くなった感覚です。

マウスパッドとの相性ですが、スロー系ではvaxee PA、Artisan  Zero(零)、スピード系ではArtisan FX 疾風 乙、飛燕、Razer Striderなどでテストしてみましたが、実使用面でカーソル飛びなどが発生したことも特にありません。

グリップ

  • かぶせ持ち ‐ 〇
  • つかみ持ち ‐ ◎
  • つまみ持ち ‐ ◎

マウスの持ち方による違いですが、旧モデルと変わらない形状なので、G-PPD-002WLrを使用していたゲーマーは同じグリップ方法で問題ないかと思います。

DPIやゲーム内感度、手の形状や大きさによって握り方の好みは分かれますが、個人的には掴み持ちとつまみ持ちがより自然に操作できました。ここはあくまで個人的な感覚ですので、参考程度に見ていただければ。

ちなみにSuperlightにはグリップテープも付属しますが、筆者の手にはあまり効果を感じなかったので、市販のものをAmazonで購入して貼り付けています。

センサー類・LIGHTSPEEDワイヤレス

HEROセンサー搭載、DPIは50刻みで100から25600まで設定可能です。別モデルの一部も、最近のソフトウェアアップデートで25K対応したみたいですね。

旧モデルと比較してセンサー位置も変わらず、LODも短いので、使用感としては旧モデルと特に目立って違った印象はありません。

ちなみに、旧モデルで採用されていたマウス底面のDPIボタンはなくなりました。ソフトウェアでG Hubがありますし、オンボードメモリにも対応しているので特に問題ないですが。

プラグアンドプレイでマウス本体から必要な設定は全てできるような他社モデルも他社にはあるので、若干の方向性の違いを感じます。

ワイヤレス性能に関しても、接続やパフォーマンス面で特に問題を感じたことはありません。むしろ有線から解放されるメリットの方が大きく感じます。

左右クリックスイッチ(オムロン製)

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G Pro X Wireless Superlightのクリックスイッチは、ブランドは旧モデル同様オムロン製ですが、別モデルスイッチに変更された可能性があります。※情報などは解剖やテストで出回っている情報

旧モデルではゲーミングマウスのスイッチとしてはかなり柔らかめでフィードバックが少ない印象でしたが、Superlightのスイッチでは若干クリック時にフィードバックが強めになった感覚です。

以前から旧モデルではValorantのタップ撃ちがし辛いと感じていましたが、若干改善されたような気がします。ただPulsar Gaming Xlite Wirelessに搭載されているKailh GM 8.0スイッチなどのほうが、タップ撃ちはし易いように感じます。

サイドボタン

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左利きユーザーへの注意ですが、G Pro X Wireless Superlightになって右サイドボタンが廃止されました。それ以外の使用感は特に大きな変更点を感じません。

この変更に関しては少し疑問をもっており、旧GPro Wireless G-PPD-002WLrは両サイドボタンの出っ張りを出さないように別途ボタンカバーがついていたので、使っていない側のボタンがグリップに干渉するようなことはほとんどなかったように思います。

左利きマウスの方ってほとんど見たことがないのですが、以前Valorantのトーナメントを見ていたらG2のkeloqz選手が左利きでG Pro X Superlightを使っていたりもしたので。

こちらの選手はProsettings.netでのキーバインド設定を見る限り主要な機能をマウスサイドボタンに割り当てしていないようなので問題なさそうですが、例えばこれが初代G Pro Wirelessで右サイドボタンにがっつりキーを割り当てしているプレイヤーだと、問題にはなりそうな気がしました。

このあたりはマウスによると思うのですが、例えばRazer Viper Ultimateの場合筆者は右マウスボタンがグリップに干渉した部分があるので、機種によっては新モデルで何か変更を加えるべきだと感じます。ただG Pro X Wirelessでそれが必要だったかといわれると、疑問が残ります。

スクロールホイール

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ホイールスクロールは軽めのフィードバックですが、回していて誤爆するようなことはほぼありませんでした。

クリックに関しても旧モデル同様軽めの投下感触なので、最近のFPSゲームでPing出しは非常にし易いです。

このあたりの感覚も好みは分かれますが、個人的にはG Pro X Wireless Superlightのスクロールホイール、クリックが今まで使ってきたゲーミングマウスの中で一番扱いやすく感じています。

バッテリー・電池持ち・充電・有線ケーブル

公称70時間の電池持ちで、使っていないときに付属の有線USBケーブルでPC直つなぎ充電で十分早く充電ができるため、実際の使用でほとんど気にしたことがありません。

またPOWERPLAY機能にも対応していますが、余計な出費になるので使っていません。充電がなくなりそうになったらUSBケーブルの充電で十分かと思います。

マウス側のUSB端子はMicroUSBポートで変更がなく、また付属ケーブルのマウス接続側も3つ又で固定するタイプのものです。最近発売されたG303 Shroud EditionなどはType Cポートを搭載していたりはするので、Superlight開発時点でどのような判断があったのかは少し気になりますね。

付属の有線ケーブルは昨今の有線ゲーミングマウスに採用されているような柔軟なケーブルではないので、プレイしているときに気付かず充電が切れてしまった場合、付属ケーブルにて有線で接続してプレイする際は若干ストレスが溜まります。

しかしながら、基本はワイヤレスでの使用を想定していると思うので、よほど充電忘れなどがない限りは、実使用面で特に問題に感じることはありません。

G Pro X Superlight総評

旧モデルと比較してですが、

  • サイズ・形状はほぼそのままで、大幅に軽量化された
  • クリックスイッチの感覚が若干改善された
  • マウスフィートが若干滑り易くなった

の3点のメリットが大きく、サイドボタンがなくなった、重いほうが良いといった特別な理由がない限りは、既存のG Pro Wireless(G-PPD-002WL)ユーザーが乗り換えない理由はほぼ見当たりません。

最近購入したゲーミングマウスでいうとXlite Wireless、vaxee全モデル、Razer Orochi V2、G303 Shroud Editionなどがありますが、全体的な完成度の高さや扱い易さからSuperlightをメインマウスとして使用しており、筆者としてはお勧めしたいモデルです。