【レビュー】Logicool G933、ワイヤレスゲーミングヘッドセット

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Logicool/Logitechブランドから販売されているワイヤレスのゲーミングヘッドセット「Logicool G933」を購入したので、レビューしていきます。実は後継モデルもすでに販売開始している本機ですが、旧機となったG933は一万円以下で手に入ることもあり、ワイヤレスのゲーミングヘッドセット、しかもブランドの旧フラグシップモデルということを考えると、格安で手に入ります。

無線接続が可能な点、また音質もゲーミングヘッドセットとしてはなかなか良いので、いくつか感じたことをまとめておきます。

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Logicool G933 Artemis Spectrum ゲーミングヘッドセット レビュー

Logicool G933 Artemis Spectrumは、Logicoolのゲーミングブランドから販売されているヘッドセット。ワイヤレスの製品です。現在はG933sという後継モデルが販売開始したのでLogicool公式サイトからは姿を消していますが、旧フラグシップモデルのワイヤレスなゲーミングヘッドセットが1万円以下で手に入る安さもあって購入しました。

Logicool G933 Artemis Spectrumは2015年11月に国内発売が発表された当時の価格は約2万6,000円でしたから、値段としては驚異的な値下げです。ワイヤレスのゲーミングヘッドセット、DTSとDolbyのサラウンドに対応した製品としても価格は安いと思います。

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ヘッドフォン本体は(収納できるUSBワイヤレスミックスアダプターを含んで)約380g。重量としてはそこそこ重く、快適なヘッドフォンという観点からみれば、もっと良い製品は沢山あります。頭の形状などでフィット感は人それぞれなのでなんとも言えない部分ではありますが、万人に快適なヘッドセットかといわれれば少し微妙な気も。

デザインはTHE・ゲーミングデバイスな外観。左右のエンクロージャー部分のカバーを外すとバッテリーがみれたり、USBドングルを格納できたりとギミックが沢山。Logicool GシリーズのGロゴとRGBイルミネーションはソフトウェアによってカスタマイズが可能で、いかにもPCゲーム用の周辺機器といったところですが、見た目はグッド。

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発売後にいくつか話題になっていたのは、スイーベル機構の軋み(これは新品でも同様)と、イヤーパッド素材が微妙な点ですかね。サイドのアジャスターはメタル素材ですが、プラスチックな素材も多いです。軋みに関しては新モデルのLogicool G933sを試したときにで改善されていたようなので、このあたりは旧モデルが安く買えるなりの理由というか、宿命でしょうか。

内部に搭載されているドライバーは40mmネオジムドライバー。周波数特性は20Hz-20kHzで、マイクは単一指向性(カーディオイド)のノイズキャンセリングマイクを搭載しています。マイクに関しては先端の長さと角度を調整可能で、ヘッドフォン本体のマイクミュートボタンを押すと赤色のLEDが光るので分かりやすいです。またヘッドフォン本体にマイクを収納しても、ミュートします。

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ワイヤレス・ゲーミングヘッドセットの良さとしては、ヘッドフォン単体でマイクが使えたり、ミュートができたりといったところですかね。ちなみにケーブルからも解放され、キッチンへ行って冷蔵庫から飲み物を取りに行くくらいであればオーディオ伝送も安定していたので、席を立つ際にも快適です。

Logicool Gシリーズの中では有線接続のG633がありましたが、G933はUSBドングルでワイヤレスの接続に対応。USBドングルは3.5mmのライン入力端子も備えています。正式名称はUSB Mix Adapter。3.5mmアナログケーブルでも繋げるので、有線でも無線でも使える点は良いところ。USBドングルでPCとワイヤレス接続をしながら3.5mmアナログケーブルでスマホに繋いで両方の音を聴いたり、通話関連はスマホに任せたりと面白い使い方もできます。個人的には使わないですが、マルチプラットフォーム対応でPS4やXbox Oneなどのコンソールでも使えるので、汎用性は高いかと。

充電はmicroUSBケーブルを接続して行いますが、PCとUSBケーブルで有線接続をしても、音は出ずに充電専用。USBケーブルをつないで充電しながらUSB Mix Adapterでのワイヤレス接続はできたりするので、充電時間を気にしない使い方もOKです。バッテリーでの電池持ちに関してもデフォルト設定のRGBライトありで8時間、RGBライトなしで約12時間なので、休憩中に充電をすれば、電池関連を気にすることはほとんどないはずです。

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DTS Headphone:XとDolby Audioの7.1chバーチャルサラウンド

Logicool G933は、バーチャルサラウンドシステムとしてDolby AudioとDTS Headphone:Xに対応しています。そしてバーチャルサラウンドの音量やモードもLogicool G Hubのソフトウェアから細かく調整できる点は良いところ。

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Logicoolが信頼できる点は、ハードウェアのみならず、ソフトウェアのクウォリティと機能が充実しているところですかね。キーボードもマウスもG Hubから一括してカスタマイズが可能ですし、ゲーミングギア用のソフトウェアとしては一番使いやすいような気が。音質もSteelSeries Arctis 5やKingston HyperX Cloud IIクラスと比較すると、G933のほうが単純な音質と音質を含めたバーチャルサラウンドは良かったです。少し前のフラグシップ製品が安く買えるというのは、このあたりにも買うメリットがありです。

DTS Headphone:Xには部屋名(音響モード)にFPS、DTS、SIGNITURE STUDIOがあります。ヘッドフォンとマイク音量の調整、ノイズ除去のON/OFF、サラウンドサウンドのON/OFFなど各機能が調整可能で、また7.1chバーチャルサラウンドも7方向それぞれの音量を変更できたり。ソフトウェアから細かる調整できる項目が多く、またゲームごとにプロファイル設定を保存して、ゲーム単位で色々カスタマイズしておけます。

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Dolby有効時はモードがMUSICと映画モードのみ。好みの問題ですが、ゲームプレイ用ならDTSのほうが分かりやすかったです。ワイヤレス・ゲーミングヘッドセットとしての音質もかなり良いので、単純に動画視聴用のバーチャルサラウンド対応ヘッドセットとしても活用OK。冒頭でも説明した通り、有線でもワイヤレスでも使えて、ゲーム用にも映画視聴にも使える汎用性が個人的には一番おすすめできるかなと思います。

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惜しいマイク関連

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Logicool G933はマイクがちょっと惜しいです。まず説明した通りヘッドフォン可動部分の軋みが少しあり、頭を振るとVCが起動して意図しない音が入ることがあります。ほぼ頭を振ることはないので非常に稀なケースなのですが、他のゲーミングヘッドセットではこのようなことはなかったので、少し気になりました。

また近くで扇風機を使っていたりすると、環境ノイズも入り易いことに気付きました。マイク音質自体も一般的なゲーミングヘッドセットといったところなので、G933においてマイク関連をおすすめポイントに挙げることはないかと。

もちろん、マイク音質以外はDiscordを利用していて常時接続・VCをしている状態なら無問題です。Logicool/LogitechはASTRO  GamingブランドやマイクのBlue Microphonesを買収したのでゲーミングオーディオ分野の製品はさらに強化されそうな印象がありますが、そういった意味ではシナジー効果が発揮される前の最後のフラグシップ製品な気もしてきます。

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1万円以下でワイヤレス、7.1chバーチャルサラウンドは買い

Logicool G933は新製品の発売もあってか大幅な値下げが行われたことで、ワイヤレスで使えることもありコストパフォーマンスに優れたゲーミングヘッドセットとなりました。発売時の価格ではマイク関連の部分で躊躇していた部分はあったものの、現在の一万円以下という価格を考えると、手を出しても良いと思います。

あとは旧製品になったので、在庫があるかどうかですね。