【レビュー】Harman Kardon ALLURE スマートスピーカー

Amazon Alexa対応のワイヤレススピーカー「Harman Kardon Allure(アルーア)」を購入したので、簡単にレビューしてみます。

ハーマンカードンらしいデザインにAlexa対応させたスマートスピーカーですが、3つのフルレンジドライバー、また90mmサブウーファーを搭載しておりスマートスピーカーとしては音もなかなか良いです。ただBluetooth対応のワイヤレス製品ということで気になる点もいくつかあったのでメモしておきます。

Harman Kardon ALLURE レビュー

Google Home対応製品はいくつか持っていたのですが、Alexaも使ってみたいとのことでAmazon Alexa対応のスマートスピーカー「Harman Kardon Allure」を買ってみました。

Harman Kardon単独ブランドとしてはAxla対応で初めて登場したのがこのAllureで、実はAllure Portableという少し小さめのAlexa対応スピーカーも発売予定なのですが、今回レビューするのは初代の方です。

スマートスピーカーにはAmazon Alexa対応製品、Googleアシスタント対応製品、Siri対応のHomePodなんかもありますし、もっと細かいところでいうとLINEの独自AIアシスタントを搭載したClova WAVEなんかもあります。

AppleのHomePodはまだ日本でも発売されていないのでAmazon AlexaとGoogle アシスタントに対応したスマートスピーカーが2強状態ですが、今回購入した「Harman Kardon Allure」は、Alexaのほうに対応しています。

現在はそこそこスマートスピーカーの製品数も多くなってきたのですが、Amazon本家ではEchoシリーズが発売されています。他にもAlexa対応製品はたくさんありますが、あえてオーディオブランドのAlexa対応製品を選ぶとすれば、それは音質の部分でしょう。

Harman Kardon Allureはスマートスピーカーとしては大型の部類に入ると思います。本体サイズは約193×166×166(mm)、重量は約2.5Kgで、基本はホーム向けIoTデバイスのハブ、音声操作、兼Bluetoothスピーカーとして使うような感じです(そもそも電源アダプター接続での駆動なので、ポータブルでは使えないです)。

Alexaを呼び出すとブルーにLEDが光ります。ボイスアシスタント機能をOFFにしておくことも可能ですが、その場合はレッドにLEDが光ります。赤に光り続けるので、見た目としてはあんまりよろしくないような気もしますが、Alexaの音声入力をOFFにすれば単純なBluetoothスピーカーとしても使えます。

背面にはBluetoothボタンがついており、こちらを押してペアリングを行います。スマートフォン向けのアプリも提供されており、使い方は他のAmazon Alexa対応製品とほぼ同じです。

良いところ

スマートスピーカーとしての音質は良いと思います。サブウーファー搭載で低域には量感と迫力がありますし、フルレンジドライバー(から出ているであろう)音色もそこそこシャープで悪くありません。購入時点はGoogle アシスタントに対応したスピーカーもいくつか選択肢があったのですが、音質だけでいえば一つ抜きん出ていました。

スマートスピーカーの製品群ではそこそこなサイズ感ですが、デザインも良く他の製品と比較するとインテリアとして部屋に馴染む感じも良いと思います。

またマイク感度が良いです。というか良すぎます。かなり離れたところからでもAlexaを音声起動できますし、変な話窓を開けていると、誰かの声で勝手に起動することもありました。

微妙なところ

他のスマートスピーカーもほとんどそうなのですが、 ACアダプターでの駆動なのでケーブルが邪魔です。もちろん基本は部屋におきっぱなしで使うかと思うので問題ないとは思うのですが、Allureに関してはサイズもそこそこ大きいので、延長コードなんかを用意しておかないと部屋によっては置き場所に困ったりします。

また音量調節が少しシビアです。1つ音量をあげるごとに結構な音量変化があるので、少し使いにくさを感じます。1LDKくらいならまだ良いですが、1Kだと置き場所によっては細かく調整できない辛さがあり、またBluetoothでスマートフォンと接続した場合も音量調整は連動するので、環境によって使用の心地よさはあまりありません。

最後に、購入時点ではSpotifyに対応していないことでしょうか。Amazonが音楽ストリーミング事業もやっているのでなんとなくしょうがない気もしますが、海外ではすでに対応している国があるらしいので、残念です。Google アシスタント対応スマートスピーカーでは直接音声起動でSpotifyを流せたりしますし。

一応Bluetooth接続してスマートフォン経由でSpotifyを再生することもできますが、それであれば別に普通のBluetoothスピーカーでも良いわけで。単純な音質的なところは良いのですが、ストリーミングと便利さだけで考えると今の所Google アシスタント対応製品の方が使いやすい気がします。

Alexa対応のスマートスピーカーとして

Amazon Alexaのスキルはけっこうあるのでニュースを読ませたり天気を聞いたり、他にも便利な機能がたくさん使えます。ただマイク感度が良すぎるせいか(それとも誤動作か)呼んでいないのにも関わらず起動することがたまにあって、気になる部分もいくつか。

引っ越し予定でAlexa対応の電球やその他スマートホームデバイスを揃える予定があまりないので、IoTホームデバイスがないと少し勿体無い気もしてきます。またスマートホーム対応製品であれば、例えばApple HomeKit対応製品なら音声起動をするより手元のiPhoneで操作した方が現状使いやすかったりはするので、スマートスピーカー自体が必要かどうか、という点でも個人的にはメリットを見いだすのが難しかったです。

単純なBluetoothスピーカーとして

音量調節がしにくいので、今後の利用はあまり前向きに考えていません。音は良いので、もう少し広い部屋に住んでいるならありな気もしますが、それなら有線の環境を整えて単純に音質重視でDaliのスピーカーなんかを買いそうな予感もするので、個人的には微妙なところ。

所感

現在住んでいるところがスピーカーをセットアップするには少し狭いので、Amazon  Alexaを使いたい、かつBluetoothスピーカーとしてはそれなりに音質も求めたい、と考えて今回Allureを購入したのですが、少し欲張りすぎました。

個人的にはGoogle Home miniのほうが使いやすいと感じましたし、Alexaはスキルのセット次第みたなところもあるので、単純に面倒だった部分もあるかもしれません。またBluetoothスピーカーとしての音量操作面も明らかに部屋のサイズに合っていなかったので、今回の購入は製品かどうこうというより、単純に買うスピーカーを間違えたという気がしました。

今後スマートスピーカーを買うとすれば、引っ越し後に対応のスマートホームデバイスを揃えてからになりそうです。とは言っても、それらの製品はスマートフォンのソフトウェアからリモート操作できるものがほとんどなので、単純に音質重視でスピーカーを選ぶかもしれませんが…。家だけでなく街のあらゆるところに音声操作のインターフェースがあれば慣れそうなものですが、個人的にはまだ本格的に使うことはなさそうです。