【レビュー】FiiO RC-BT、MMCX端子でaptX対応のBluetoothケーブル

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FiiOから発売されているMMCX端子のBluetoothケーブル「FiiO RC-BT」を購入したので使ってみました。FH1とのバンドルパッケージも発売されているのですが、今回はFH1を購入した後、RC-BTを単独で購入しています。

マルチペアリング、BluetoothコーデックはABC、AAC、aptXに対応。約6,000円と手頃な価格も好感触なので、レビューを書いていきます。

FiiO RC-BT、MMCX端子のBluetoothケーブル

FiiO RC-BTは、中国のFiiOから発売されたBluetoothケーブル。MMCX端子を採用しており、MMCX端子のリケーブル対応イヤホンで使える製品です。2018年に日本でも発売した製品で、RC-BT単体での販売でけでなく、同社のイヤホンFiiO FH1とバンドルでお得に買えたりもします。

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単体での価格は5,000~6,000円程度で、MMCX対応のリケーブル用Bluetoothケーブルとしては価格も安いのが特徴。例えばSHUREの第2世代「RMCE-BT2」は約2万円、SONY「MUC-M2BT1」やJVC「SU-ARX01BT」は1万5,000円以上ということを考えると、KZなど格安ブランドのBluetoothケーブルを除けば、価格はかなり安い製品です。

MMCX端子は色分けがされており、赤がR、青がL。FiiOのイヤホン本体も左右で同じように色分けされている機種が多いので、接続も分かりやすいです。SHURE掛けタイプで耳に掛けれるように型がとってあり、タッチノイズもそこまで気になりません。ちなみに安定性の高い新型のMMCX端子を採用しているそうですが、普通にFiiO FH1FiiO F9で使えました。

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ケーブル右側にインラインリモートコントロールを搭載し、再生・停止、曲送り・曲戻しが可能です。バッテリー容量は120mAhだそうで、駆動時間は約10時間と終日音楽を聴くには十分な電池持ちを実現。

ケーブルが短めな設計なのでBeats Xのようにダラッとランニング中邪魔になることもありませんし、マイク内臓でハンズフリー通話もOK。最近BluetoothイヤホンではSONY WI-1000Xを買ったのですが、ネックバンド型と比較するとすっきりしていて収納もし易く、扱い易さとしてはかなり良い製品かと思います。

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充電はUSB micro B端子で、短い充電用ケーブルが付属します。FiiO公式サイトによれば充電はDC5V 500mA推奨とのこと。

コーデックはSBC、AAC、aptX。aptX HDやLDACには非対応

Bluetooth用のチップにはQualcommの「CSR8645」を採用しており、Bluetoothバージョンは4.1、伝送距離は約20m。現状ワイヤレスの接続で問題を感じることはほぼなし。

BluetoothコーデックはSBC、AAC、aptXに対応。iPhoneなら現状AACに対応していれば良いですし、bit深度が24bitのaptX HDや最大24bit/96kHz(990kbps)のLDACには非対応ですが、そもそもランニング中など外出先でのカジュアル利用を目的としていたので、個人的にはAACとaptX対応のみで十分に満足しています。YouTubeなど動画視聴でも、aptXであれば遅延はほとんど気になりません

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日本販売用に技適取得済みですが、技適シールの大きさと貼る位置は少し気になります。FiiOは初代FiiO X7販売時に技適未取得でオヤイデが販売中止・回収もあったのであえて大きく見えるようにしているのかは不明ですが、もう少し控え目なシールでも良かった気がしますね。

FiiO RC-BTの音質

カジュアル利用では十分です。今回利用したFiiO FH1、FiiO F9は鳴らしに癖のあるイヤホンでもないと思いますし、音質としてはやはりFiiO M9に有線で接続したほうが良いのですが、Bluetoothケーブルであればワイヤレスに伴う極端なノイズがなければ再生プレーヤーを選ばないところはあるので、特に外出先で利用することが最近は多くなりました。

Bluetoothイヤホンでは最近発売した左右独立型Sennheiser Momentum True Wirelessも検討したのですが、いかんせん左右独立型イヤホンは外での利用を想定してか遮音性に関してはあまり良くない(というか意図的に聞こえるようにしている)製品が多く、Momentum True Wirelessも公式サイトでは”遮音性に優れています”としているもののぶっちゃけ微妙なところはあり、様子見段階です。

そういった問題も遮音性のある程度あるMMCXリケーブル対応のイヤホンをFiiO RC-BTと組み合わせれば改善できますし、SHUREの初代RMCE-BT1と比較しても音は良いですね。RMCE-BT1に関してはコーデックがSBCのみということも関係しているかもしれませんが。

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(iOS端末でバッテリー残量の表示もできました)

FiiOは約1万円のBluetoothレシーバー「FiiO BTR3」も発売しているのでこちらのほうが音質としては良さそうなのですが、Bluetoothケーブル単体のほうが扱いやすいでしょうし。同じようにレシーバーとしても使えて音質もよいFiiO M9を持っているのでBTR3も様子見状態なので、「外出先で、どんな製品の組み合わせで音楽を聴くか」というのは左右独立型イヤホンも含めて個人的な1つの課題となっている状況です。

とにかくBluetooth化のMMCXリケーブル製品としては価格が安く、ケーブル長も扱いやすいので、FiiO RC-BTはカジュアルな利用におすすめできる製品の1つかと思います。