iPhone 8 Plus用にAnkerの「PowerPort Qi 10」ワイヤレス充電器を購入したので、レビューしてみようと思います。理由としては色々あるのですが、まずはiPhoneがQiのワイヤレス充電に対応したので試してみたかったというのが1つ、また最近のiPhoneはLightning端子から変換アダプターを介してオーディオ出力になっているので、有線接続で音楽を聴きながら充電もしたいという理由もありました。では行ってみましょう。
Anker PowerPort Qi 10 ワイヤレス充電器 レビュー
AnkerブランドのQi対応ワイヤレス充電器「Anker PowerPort Qi 10」のレビューです。まずは開封。
付属品はこんな感じ。保証書、説明書、Qiワイヤレス充電器本体と、USB-microUSBケーブルですね。ACアダプターは付属しないので、自分で用意する必要があります。Quick Charge 3.0対応アダプターを利用すると10W急速充電モードも利用可能で、サムスンのGalaxy S7やS7 Edge、S6 edge+とは互換性があるそうです。今回はiPhoneなので関係ないです。
microUSBポートですね。付属のUSB – microUSBケーブルはiPhoneに付属のLightningケーブルよりも少し短めなので、利用場所・環境によってはもう少し長めのUSBケーブルを用意した方が良いかもしれません。iPhone 8 Plusはガラス系の背面パーツですが、置く表面は滑りにくい素材となっているので問題なし。
iPhone 8 PlusをAnker PowerPort Qi 10で充電してみた
実際に手持ちのiPhone 8 Plusを、ワイヤレス充電してみました。置く場所によって充電されないですが、充電が開始されたタイミングでLED表示が青色に光るので、ミスは少ないと思います。あらかじめワイヤレス充電器も買おうかなと思ってバンパータイプのケースを購入した(写真)のですが、手持ちのApple純正レザーケース装着時でも問題なくチャージができました。
充電速度ですが、Lightningポートから有線接続で充電するのと比較して、けっこう遅く感じます。2倍くらい時間はかかりそうですね。
対応機種
Qiのワイヤレス対応スマートフォンであれば、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus他、Androidスマートフォンでも基本的には利用可能です。販売ページの対応は要確認。
一応Quick Charge対応アダプターを利用しているのですが、互換性があるのはGalaxyシリーズということで、今の所iPhoneはあまり関係ないのかもしれません。あくまで予想ですが。iPhone 8、iPhone Xに関してもQi充電器に対応しているので、これで充電自体はできるかと思います。
良いこと
- Qiのワイヤレス充電で、Lightningポートが空く(チャージ中も有線接続で音楽が聴ける)
ワイヤレス充電が良い点として、個人的にはLightningポートが使えるようになるのが嬉しいところです。というか、これ目的で購入しているので。iPhoneが3.5mmヘッドフォンジャックを廃止したことでワイヤレス・イヤホン、ヘッドフォンの波が押し寄せてはいるのですが、充電機器が増えるのは個人的に面倒で、音質のこともあって有線接続メイン。
平面置き型ということで、Lightningポートを使い易いのも良いです。立てかけ型のQi充電器もありますが、あれだと縦に置いた時にLightningポートが使いにくいですからね。
微妙なこと
- 平面に置き型なので、机に置いて見辛い
また平面置き型のQi充電器はLightningポートがフリーになるのは良いですが、立てかけてニュースをみたりTwitterをしたりが不便です。ここは斜めに立てかけるタイプのQi充電器の方が良いですかね。
Anker PowerPort Qi 10ワイヤレス充電器を利用してみての所感
一応AppleストアでもmophieやBelkinのQi対応ワイヤレス充電器が取り扱っていますが、こと自宅充電用に置いては、充電時間を気にしなければAnker Qi 10で事足りそうな気がします。価格も約2500円と安いですし。最近は外に出ることが少ないのでこれで良いかなと。
筆者のようにLightningポートを何らかの理由で空けておきたい方には、コスパ共にGoodな選択肢だと思いますね。良い買い物をしました。