【レビュー】AAW A2H、ハイブリッド型イヤホン(Universal Fit)

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Null Audio経由でAAW(Advanced AcousticWerkes) ユニバーサルFitのIEM「AAW A2H」を購入したので、レビューを書いていきます。最近は1DD+1BAのシンプルなハイブリッド構成のイヤホンにはまっていたりするのですが、今回レビューするAAW A2Hも1DD+1BAのハイブリッド型です。

AAW A2H(Universal Fit)は日本国内でもe-イヤホンが取り扱っていたりはするのですが、まだフェイスプレートが「A2H」の文字になっているモデルが販売されていません(これから販売されるかも不明です)。Null Audioで購入しても配送料など含めると値段がほとんど同じでしたが、今回はフェイスプレートのデザインが良さそうだったのでNull Audioから購入してみました。

 AAW A2H レビュー

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今回レビューする「AAW A2H」は、ダイナミック・ドライバー(DD)×1、バランスド・アーマチュア・ドライバー(BA)×1を片側ずつに搭載したハイブリッド型のイヤホン。

Advanced AcousticWerkesといえばカスタムIEMを開発するシンガポールのオーディオブランドですが、ユニバーサルFitのモデルもいくつか登場しています。 AAW A2Hに関してはカスタム、ユニバーサルのどちらも用意されていますが、今回購入したのはUniversal Fitです。

価格 Null Audioでオーダー

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国内代理店ではなくNull Audioからオーダーしましたが、Universal Fitのおかげかオーダー完了から8日程度で到着しました。カスタムだと時間がかかりますが、在庫のあるケーブルやユニバーサルFitのイヤホンはすぐ届くみたいです。

購入時点のイヤホン代金が189 USドル、送料が7.95 USドル(通常配送)だったので、合計して国内(e-イヤホン)で販売されているAAW A2Hと価格はほとんど変わりません。ただ思ったより配送期間が短いこともあり、ユニバーサルFitのイヤホンやケーブルであれば、今後も海外ストアから購入しても良いかなと感じました。

Null Audioで販売されているA2HはフェイスプレートがA2Hの文字になっているのが購入の決め手でしたが、もしデザインを気にしないのであれば、保証諸々のことを考えれば国内の販売店で買う方が良いのかもしれません。このあたりのストア選びは自分の好きな方を選べば良いと思います。

デザイン

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左表面に「AAW」ロゴ、右表面に「A2H」の文字プレートがあります。表面の文字プレートはどちらもシルバーで、サイドに刻印されているA2Hの文字はゴールドカラー。国内モデルは両方AAWのロゴプレートだったので、この違いがNull Audioで購入した決め手でもありました。

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黒を基調とした宇宙というか星空ぽいデザインで、シンプルながらデザインは好みです。ユニバーサルFitのイヤホンでありながらカスタムIEMも販売しているメーカーならではと言いますか、こういった部分はAAWならではの気がします。1DD+1BAでドライバー数の少ないハイブリッド型のイヤホンであるせいか筐体サイズもそこまで大きくないので、フィッティングも良く普段利用のイヤホンとしては優秀と言えます。

1DDと1BAのハイブリッド型

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ドライバーに関しては冒頭でも説明した通り1DD+1BAのハイブリッド構成ですが、2WAYでダイナミック型ドライバーは10mm、高域用BAドライバーに関してはどの製品か不明。

TureXrossというクロスオーバー関連の独自技術を搭載し、位相シフトを小さく、また音のシグナルを最適なタイミングで届けるように最適化されているそうな。ハイブリッド型で問題とされているような部分を解決するようにチューニングされている、というのがAAWの主張です。

音導管はメタル素材ぽい質感で、AAWのロゴも小さいですが確認することができます。入り口は大きめでメッシュを採用しており、端子は2pin。

付属ケーブル Null Audio Ethos 5N 銀メッキ銅線

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ケーブルにはNull Audio製の「Ethos」というモデルが採用されており、国内モデルは5N 銀メッキの銅線だそうですが、Null Audioで販売されている AAW A2Hの説明では “Null Audio Ethos Detachable Cable”とだけ書いてあります。追記:Null Audioに確認したところ、国内モデルと同じく”ETHOS 5N CGOCC-A SILVER PLATED EARPHONE CABLE”で、単品で買うと60ドルくらいするケーブルです。

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3,5mmのミニプラグはL字型、この付属ケーブルは柔らかいので取り回しは良いです。付属のAAWケースは少し小さめですが、ケーブルが柔らかいので問題なくAAW A2Hを収納することができます。イヤーフックの部分はあらかじめ型取りされているようなタイプで、ワイヤーで自由調整できるタイプではありません。ただフィット感が良くタッチノイズもほぼ皆無なので、品質は良いケーブルかと思います。

付属品 イヤーピース

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イヤホン以外の付属品はクリーニング用のクロス、フライト用のアダプター、標準プラグへの変換アダプター、プレート、キャリングケースなど。購入ページの製品説明にはクリーニング用のブラシも記載がありましたが、パッケージ外側を見る限りどうやらCIEMのみブラシが付属し、Universal Fitではブラシがないようです(e-イヤホンの国内版は付属しないことが記載されていますが、Null AudioやAAW公式ページでは記載がありません。いずれにせよブラシはユニバーサルFitでは付属しないようです)。

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イヤーピースは6ペア付属しており、サイズの異なるシリコンタイプ×3ペア、フォームタイプ×3ペアです。フォームタイプのイヤーピースはそこそこ密度がありしっかりしたものなので、フォームが好きな方であればそのまま使っても良さそうな品質でした。

AAW A2Hの音質・傾向など

リスニング環境はMacもしくはiPhoneをプレーヤーに、DACアンプにMojoを利用。iPhoneの付属ドングルでも聴いてみましたが、特段気になるノイズなどもなかったのでスマホでもある程度楽しめるかと思います。

高域から低域までスムーズです。ボーカル域が男女ともに耳にすっと入って来やすいので、歌モノにはかなり良さそうな感じ。1BA+1DDのハイブリッドですが低域の量感は割と控えめで(ダイナミックドライバーぽい低域でリスニング寄りな気はしますが、その中では特段低域を過度に強調していることはない、といった感じでしょうか)、どちらかと言えばナチュラル志向な感覚を覚えます。

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中高域の解像度が高く、そこそこに滑らかで低域のしつこさもないので、適度にエネルギッシュなアニソンはおすすめジャンルな気がします。個人的にはリスニング用にもっと低域に沈み込み感とVシャープ感がある方が好きなのですが、バランスが良く解像度も高いので動画視聴やポッドキャストを聴く際にも使っており、嫌になるところがなく利用シーンが多いイヤホンです。

楽しさよりはバランスの良さが先行するので、完全にリスニング向きというよりは、モニター寄りのリスニング用イヤホンというのが個人的な印象。2万円弱で購入できるユニバーサルIEMとしては使い勝手が良く、コストパフォーマンスと音質両面で満足です。カスタムIEM版をオーダーする前に、試しに使ってみるのも良さそうですね。

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