【レビュー】JVC SOLIDEGE HA-SD7、キレある低音が魅力のハイレゾ対応ヘッドフォン

JVCケンウッドから発売された「SOLIDEGE HA-SD7レビュー。N_W(エヌタブ)レーベルの第三弾として発売したハイレゾ対応のヘッドフォンですが、1万5,000円弱という価格の安さ、低音の迫力、音に似合わぬコンパクトなボディで好感触だったので実機レビューを記しておきます。

JVC SOLIDEGE HA-SD7のレビュー

JVC SOLIDEGE HA-SD7レビュー。まずはデザインとサイズ感からみてみましょう。開封前のBOX。ハイレゾ対応のヘッドフォンなので、Hi-Resのロゴが記載されています。

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箱背面。HA-SD7の魅力は「コンパクトだけど低音の迫力」というのが売り。今回は試聴せずに購入してみたのですが、まあ低音の迫力はすごい。音に関しては後でレビューしていきます。

40mmドライバー、チタンコート振動板、2WAYの折りたたみ機構という構造になっています。ハイレゾ対応イヤパッドというのはネットでも話題になっていた通り少し謎。

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今回購入したカラーはブラック。同色系のカラーを採用しており、一体感のあるデザインです。

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ちなみにカラーはブラックの他にグレーやブルーもあります。どれも高級感のあるカラーリングが印象的。

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ケーブルは両出しタイプで1.2m。グルーヴケーブル(JVCイヤホンなど持ってる方は聞いたことがあるかも)という絡みにくいものを採用しています。

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スライダー・アーム部分にはメタル素材が採用されており、シンプルながら高級感のあるデザイン。

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イヤーカップの外側にはスピン加工が施されています。見る角度によって鮮やかな反射を演出し、デザインのアクセントに。

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アームの部分がしっかり固定されているので、剛性も十分。余計なパーツは一切ないといった感じでコンパクトにおさめているのは個人的にも好きな部分。アーム部分の可動域はそこまで大きくないですが、イヤーパッドがしっかりしているのでフィット感も高いです。

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ヘッドフォン本体はJVCの文字が入ったパーツを起点に折りたたみが可能になっています。もともとサイズもコンパクトなので、ポータブル用としての携帯性も、ヘッドフォンの中ではかなり高いモデルといって良いでしょう。

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イヤーパッドの中。側圧もそこまで強くなく快適です。ドライバーが見えており、これが小型ヘッドフォンながら迫力の重低音を鳴らします。

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ボタン付きケーブルです。JVCの文字がシルバーでキラリ。ケーブルはよ〜く見ると絡まりにくい加工が施してあるのがわかりますね。

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装着して写真も撮ってみました。首にかけた感じ×モノクロ。シンプルかつ、オーバーイヤー(アラウンドイヤー)のヘッドフォンとしては本当に小型なんですよね。

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サイド部分からパシャり。素材とカラーがうまく重なって、シンプルながら高級感満載です。

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開封レビューとデザイン総評。まずはコンパクトな本体サイズはポータブルヘッドフォンとして評価◎。重量も軽いですし、長時間利用する外出用ヘッドフォンとしてはかなり重宝するかと思います。

単色カラーを基調としたデザインだとSONYのh.ear on MDR-100Aなどがありますが、あれはプラスチック感が以外とあって安っぽい。対してSOLIDEGE HA-SD7は落ち着いた配色+光沢のある加工なんかはより高級感を感じさせてくれます。

JVCでは超ごついデザインと重低音が特徴のXXシリーズや高級路線のWOODシリーズが有名かと思いますが、都会での町歩きにも馴染む新デザインのHA-SD7は「約1万5,000円のハイレゾ対応ポータブル・ヘッドフォン」と考えると、中々コスパも良いのかなと思いました。

JVC SOLIDEGE HA-SD7の音質もレビューして見る

  • 低音・低音・低音
  • 十分な中高域の解像度
  • やっぱりポータブルヘッドフォンはこれくらい迫力がなきゃ

「キレのある重低音サウンドを実現」が売り文句でしたが、購入前「JVCといえばXXブランドもあるし、別ラインなので意外と低音でないんじゃないか。もっとあっさりしているんじゃないか」なんて勝手に予想していました。

で、実際に聴いてみるとこれがびっくり。低音!、めちゃめちゃ出ます。ただしボヤッと出るのではなく、宣伝通りキレのある低音を楽しめるのが特徴。これは驚いた。

低域に関しては同じJVCのXXシリーズと比較すると間違いなく「引き締まった」低音ですし、Audio-technicaのSOLID BASSシリーズと比較するなら、低音がボンボン広めになるATH-WS550やATH-WS770というよりは、最上位モデルのATH-WS1100に近い音かと思う。これらのモデルは低音の量に特徴がありますが、SOLIDEGE HA-SD7に関しては「よりキレ重視の低音」とでも言いましょうか。

かといって中高域をおろそかにしているわけではなく解像度高めに鳴らしてくれるので、ロック、ボーカルもの、ポップス、EDMなんでもござれのオールジャンルで聴けるかと思います。

例えばAlicia Keysの「Blended Family」はしつこくない低音を楽しめるし、Miley Cylusの「LOVE MONEY PARTY」的なスピード感のある曲もアリ。女性ボーカルだけでなく男性ボーカルでもあり。MAGIC!のようなちょっと独特(レゲエな)のポップロックにもあいますね。

JVC SOLIDEGE HA-SD7のヘッドフォン・レビュー総評

どんな曲を聴く人向け、という点では「洋楽ポップソング、ダンス系EDM、ロック」はオススメかと思います。変化球でHiphopも低音で楽しめると思うので、オールジャンルで聴けるヘッドフォンだと思います。

最近ハイレゾ対応で売り出しているヘッドフォンは数え切れないほどありますが、これくらい低音があったほうがJーPOP、洋楽POP、ロック、EDMなど聴く人には万人受けする音だと思うんですよね。

執筆時点で1万5000円前後のヘッドフォンで人気のあるモデルだとSONY h.ear MDR-100A、AKG Y50BT、JBL EVEREST 300、(ちょい価格がプラスで)オーテク ATH-MSR-7、beyerdynamic DT150、ONKYO H500Mあたり?

この価格帯はエントリーユーザーが買い易いコスパも重視したモデルが多いというか、バカみたいにヘッドフォンに予算を使えない方も言ってみれば手の出し易いボリュームゾーンなわけで。

そういった機種と音質面で比較しても、オールジャンルで聴ける+低音の迫力は魅力的ですし、これら他のヘッドフォンと比較しても「オーバーイヤー(アラウンドイヤー)で超コンパクト」という部分は外出先で音楽を聴きたい人には大きなメリットでしょう。

価格を後でみせられて「約1万5,000円です」と言われたら、え、2万5,000円くらいでもいんじゃないですか。という感覚です。だってこれだけコンパクトで低音が出るのに1万5,000円クラスのヘッドフォンて、なかなかないんですもん。個人的にもこういう低音の鳴らし方、好き。

多分ブルーも買うと思う。写真ものせる予定です。購入は以下のサイトからどうぞ。

(購入)