Audio-technica「ATH-CKR3」イヤホンレビュー

究極のコスパイヤホンを求めて。今回はAudio-technica「ATH-CKR3」の実機レビューです。

CKR3といえばコスパの高いイヤホンとして現在は2,000円前後で購入することができますが、低価格ながら音質とデザイン性でU5000イヤホンでは人気を集めているモデル。果たしでどうでしょうか。

Audio-technica ATH-CKR3のレビュー

まずは開封レビュー。家電量販店でももれなく売っていて手に入りやすいのがATH -CKR3。発売したのは2014年と少し前ですが、価格面で人気の高いモデルです。

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イヤホン。今回はブルーを購入しましたが、カラーバリエーションはいくつか存在します。方式はカナル型&ダイナミック型で耳に差し込むタイプ、再生周波数帯域は5Hz~24kHz。

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シンプルながらデザインは優れていると思います。φ9.8mmドライバーを採用しており、聴き心地の良さとクリアな中高域を謳います。つまりはボーカルが聴きやすいといった触れ込みかと思います。

中には真鍮スタビライザーも搭載しており、解像感を高めているとか。これはまあ分解してみないとよくわかりませんが。

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接続は3.5mm金メッキステレオミニプラグ。L型ですが、個人的にはストレートの方が好きです。この辺りは好みが分かれるところ。ちなみにケーブルは1.2mm、Y型なので、スマホなどでサクッと音楽を聴くには便利です。

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イヤーピースは標準の他にもいくつかついてきます。「XS/S/M/L」から選べるので低価格のイヤホンながらフィッティングには便利。別売りの交換イヤーピースはER-CKM55。

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一応持ち運び用のポーチもついてきます。素材には高級感がない(2000円前後なので当然といえば当然)ですが、外出の際にイヤホンを持ち運ぶには便利です。

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デザインと触れ込みはこんな感じですCKR3の全体スペックも簡単に紹介しておきます。インピーダンスなど見ても、普通にスマホで使うには音量なども問題ありません。

  • ダイナミック型
  • ドライバー φ9.8mm
  • 出力音圧レベル 102dB/mW
  • 再生周波数帯域 5~24,000Hz
  • 最大出力 200mW
  • インピーダンス 16Ω
  • 質量 6g
  • プラグ 3.5mm金メッキステレオミニ(L型)
  • コード 1.2m (Y型)
  • 付属品:本体、ポーチ、イヤピース

Audio-technica ATH CKR3の音質レビュー

CKR3は「CKR」シリーズの中では一番下のエントリーモデルにあたるイヤホンなので、「高解像度、原音再生、高レスポンス」を謳っていますが「この価格帯で」という価格も考慮して音質レビューをしてみます。

  • 高音:ささる
  • 中音:ボーカルは聴きやすいが、高音が刺さるので聴き疲れはするかも
  • 低音:Extra BASSシリーズのようにズンズンなるわけではないが、質量は意外とある
  • 解像度:(2000円前後にしては)良いかと思う
  • 音場:狭い
  • こもり:あまり気にならない

音質面でよかった点はボーカルがしっかり聴けるという部分。意外と低域もぼんやりながら質量があるので、聴く曲によっては2000円とは思えない音質で聴けることもあると思います。

ただし曲によっては高音が刺さる感じがあるので、長時間聴いていると疲れることがしばしばありました。低価格で超絶なバランスと質を求めているわけではありませんが、音のまとまりや長時間聴くという点においては気になる点は多かったです。

なんだかんだ言って、低価格のイヤホンで「クリアな音」と謳うイヤホンはどこからしらバランスがおかしいと感じるモデルが多いような気がしますが、個人的にはATH-CKR3もそんな感じな気がします。

CKR3でよかった部分

  • 音質と価格のコスパ
  • イヤーピースが付いてくる=フィット感
  • 豊富なカラーとデザイン
  • 遮音性が高く、音漏れも少ない

2000円でこれだけ十分になるのであれば「壊れても問題ない」と割り切るならば、購入しても良いのかなというイヤホンのように感じます。

またイヤーピースが各サイズ付属しているので、フィッティングの面でも使い安いコスパイヤホンかと。デザイン面でもシンプルながらいくつかカラーが存在するので、私服にも合わせやすいですし、スーツなんかにも適したブラックなどはありかと思います。

CKR3で気になったところ

  • ケーブルのタッチノイズ
  • 他のイヤホンから買い替える理由が見つからない可能性

一番気になったのはケーブルのタッチノイズ。ランニング時はかなり気になりますし、歩いていてもちょいちょい触れてしまいノイズが入ります。Shure掛けして見たら少し改善されたのですが、つけた見た目が超絶ダサくなるので非推奨。

また「オーテクCKR3を買う理由」は、現状のイヤホンに満足していればほとんどないと思います。

例えばAppleのEarPods(iPhone付属)を持っているならケーブルノイズもほとんどないですし聴き疲れしない音なので、カナル型のイヤホンにどうしても変えたいということがない限りはあまりメリットを感じません。

また最近はAndroidスマートフォンに同じくカナル型のJBLイヤホンが付属していたりハイレゾ対応イヤホンが同梱していたりもするので、これらから2000円を出してCKR3をわざわざ購入する理由ははっきりいってありません。少なくとも個人的には。

なので「とりあえず予備にイヤホンを持っておきたい」や「イヤホンがないけど予算がほとんどない」「どうしてもカナル型のイヤホンで聴きたい」ということがない限りは、別に購入する必要はないのかなとも思いました。

オーディオテクニカATH-CKR3の総評

2000円台のイヤホンとしてコスパが良いという評判はなんとなくわかりますが、イヤホン・ヘッドフォン好きの人はまず使わないだろうし「 CKR3買うならスマホの付属イヤホンで十分じゃん」と思う次第です。

予算に余裕があるなら、もう少し上のCKR5/7/9/10などを試すのがベストかもしれません個人的にはCKR3はメインのイヤホンとしては使わないと思います。


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